バーコード-見分け方

バーコードには種類があるって知ってた?それぞれの特徴と簡単な見分け方

身近にある「バーコード」には実は複数の種類があるって知っていましたか?

もちろん、バーコードの種類を知らなくても特に困ることはありません。ですが、知っているとショッピッを使うときにちょっと楽しくなったりします。

今回はバーコードの種類と特徴、さらに簡単な見分け方を紹介します。

バーコードの種類一覧

まずは、日本で見ることができるバーコードを一覧で紹介します。

いったいどれぐらいの数があるのか予想しながら一覧を確認してみてください。

バーコードの種類一覧

  • JAN 13
  • JAN 8
  • UPC A
  • UPC E
  • インターリーブド2of5(Interleaved2of5)
  • ITF 14
  • NW 7(Codabar)
  • Code39
  • Code128
  • GS1-128
  • GS1データバー
  • QRコード
  • Data Matrix
  • GS1 Datamatrix
  • PDF417

これだけのバーコードが流通しているというのに驚いたという人も多いのではないでしょうか?

買い物をするお客さん側は、あまり多くのバーコードを見かけることはありませんが、実はこれだけの数のバーコードが存在していたりします。

バーコードの種類別の特徴と簡単な見分け方

ここからは、バーコードの種類別の特徴と簡単な見分け方を解説していきます。

日頃見かけることの多いバーコードに絞ってピックアップしてみたので確認していきましょう。

JAN/EAN/UPC

日常生活で最も見かけることの多いバーコードが「JAN/EAN/UPC」です。

流通コードとしてJISにより規格化されているといった特徴があり「JAN」は日本国内のみの呼称となります。国際的には「EAN」と呼ばれていて、アメリカやカナダで流通している「UPC」と互換性があります。

使用されているのは「数字」のみで2本のバーと2本のスペースで1文字を表しています。

JAN「8」や「13」といった数字は、バーコードに使用されている「桁数」を表しています。

JAN/EAN/UPCは、8桁または13桁で構成されています。

インターリーブド2of5(Interleaved2of5)

インターリーブド2of5(Interleaved2of5)は、2値レベルの連続コードでデータの桁数が偶数、桁数に制限がないという特徴があります。

どちらかというと「社内用伝票」で使われる機会が多いことから、社会人の方で見たことがあるという人もいるのではないでしょうか?

バーとスペースのエレメント比が細・太の2種類のバーコードとなっています。

ITF-14

「物流バーコード」といった愛称で呼ばれているのが「ITF-14」です。

商品を梱包するダンボールに記載されていることが多く、物流関係や配達業の方ならよく見かけていると思います。

先程紹介した「JAN」の番号(1~12桁目)を使用しているという特徴があります。

バーコードの構成は、インターリーブド2of5がベースになっていて、インターリーブド2of5が読み取れるバーコードリーダーであれば、ITF-14を読み取ることもできます。

以前は16桁の拡張バージョンもあったようですが、現在は廃止となっています。

まとめ

実は、多くの方が知らないだけでバーコードには数多くの種類が存在しています。

社内用伝票や流通・配達用など、あまり見かける機会のないバーコードも多々あります。

普段の買い物をする際やショッピッを使う際には、今回紹介したバーコードの見分け方を参考にどんなバーコードが使用されているのか確認してみてください。